魚をおいしく食べてもらう伝道師として社会で活躍するためのコース
…魚の伝道師コース…
■ 日本おさかなマイスター協会 ■
ただいま、第12期開講中
次期コースは来年開講する予定です
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【おさかなマイスターコース】
全22講座44時間、受講料241,500円
  生活者に魚のことを伝え、おいしく食べてもらうための伝道師として社会で活躍できる人を育てます。魚食普及の担い手として社会貢献でき、すでに水産業界で従事されている方はスキルアップに繋がります。受講資格は水産や調理・飲食に関わる仕事に2年以上従事した人、または、おさかなマイスターアドバイザー有資格者が対象となります。
講座内容
- 漁業概論=日本と世界の漁業や養殖生産の概況を学び、日本漁業の抱える課題とそれへの対応状況について理解する。
- 魚介類知識(魚類6回)=主な食用魚類の形態、生態、漁法、利用方法などの知識を深め、魚類の系統と分類、毒魚、遊泳など理解する。
- 魚介類知識(軟体動物・甲殻類等3回)=軟体動物、節足動物、甲殻類、棘皮動物、原索動物の形態や生態、主要種の識別法など具体的知識を得る。
- 魚介類知識=海藻の特徴、光合成色素と海藻の色との関係、海藻利用の歴史、海藻の重要性に関する理解を深める。
- A:魚介類知識(水産加工食品)=水産加工食品(干物・塩蔵品・煉製品・節類・燻製・調味加工品・冷凍食品)の特色と問題点、将来性を学ぶ。
B:魚介類知識(発酵食品)=水産発酵食品(くさや・塩辛・鮒寿司・粕漬けなど)の種類と概要などを学び、伝統食品の意義を考える。
- A:魚食と健康効果(栄養学概論)=栄養学の基礎を学び、魚食効果について理解を深める。
B:魚食と健康効果(DHA・EPAなど)=DHA・EPAの機能性などの知識を深め、魚食と健康の関わりを理解する。
- A:食品衛生(食品衛生の微生物)=食中毒の分類、発生状況、水産食品と関係深い微生物性食中毒とその予防対策などについて考える。
B:食品衛生(食品衛生の化学)=自然毒および有害化学物質の種類と食中毒発生状況の概要を学び、食品の安全に関する化学的理解を深める。
- 比較さしみ論=天然魚と養殖魚の鮮度や旨味成分の経時変化の違いを理解し、刺身を実食して旨味や舌触りなどを比較する。
- 伝達概論=説得力のある話し方、話の組み立て方、上手なアピール法などを実践的に学ぶ。実習:プレゼン2回
- A:伝達概論(表示:名称と産地)=「魚介類の名称のガイドライン」などに基づいて解説し、輸入される外国産魚類の標準和名についても紹介。
B:伝達概論(販売知識)=鮮魚売場の歴史、仕入れから販売までの流れ、素材から惣菜・飲食へと変化する魚食の実態について紹介する。
- マーケティング理論=マーケティングの基本理論を学ぶとともに、水産業界での応用法について具体的に実習する。
- 水産流通論=水産流通の構造と新たな流通・販売の動向について理解し、国内産地での流通動向と取組みについて解説する。
- 調理・料理論=時代とともに変わる魚料理の技法について、実演を交えながら講義する。