統計資料はないが韓国や中国から輸入されている。
沿岸からやや沖合いの水深 100 m までの砂泥底にすむ。産卵期は4?6月 (中・西日本では6-12月) 。抱卵数は平均 430 万粒。産卵後3日で孵化し、葉形仔魚(レプトケパルス)となって浮遊生活をおくる。53?75日で変態し、沿岸の砂泥底に移る。葉形仔魚の餌は長い間不明であったが、最近、尾虫類の包巣や尾虫類などの動 物プランクトンの糞粒であことがわかった。成魚は、甲殻類や小魚、イカ・タコなどを食べる。雌の方が成長が早く寿命が長いようである。 大阪湾におけるマアナゴの成長  尾虫類 尾虫類の包巣(鍋島(2001)を改変)
天ぷら、かば焼き、甘煮、寿司だねなど。 旬:夏
2-5月頃に市場に入荷する「のれそれ」は、本種の幼魚。  早鮨(江戸前鮨)のネタとしては最古参の1つ。江戸時代の風俗を解説した『守貞漫稿』(1837-53)には、「江戸、今製ハ、握リ鮓也。…白魚、マクロサシミ、コハダ、アナゴ甘煮長ノマゝ也。」とある。  東京湾で漁獲されたものは、今日でも「江戸前」と呼ばれ、高値で取り引きされる。




おさかな普及センター資料館.2002.Q & A シート 001.「のれそれ」. 喜多川守貞.1833?1853.守貞漫稿.
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