沿岸から沖合の水深550mまでの海底付近を遊泳する。生息水温はおよそ2-4℃。主に魚類や甲殻類を食べる。大きな回遊はしないが、季節的に餌を求めて数百kmの回遊をする群れもある。産卵期は12-3月で、180万-400万粒の卵を産む。卵は弱い粘着性があり海底に沈む。ふ化した仔魚は沿岸で生活するが、成長とともに深場に移る。1年で体長10-20cm、2年で30cmになる。寿命は12年以上。
鍋物、昆布じめ、フライ、粕漬け、開きだら、棒だら、すり身
タラ属にはマダラ、タイセイヨウダラ、グリーンランドマダラの3種が知られている。マダラとスケトウダラの若魚はよく似ており、区別が困難。
 精巣(白子)は、「菊子」や「たつ」、「雲腸(くもわた)」などと呼ばれる。冬になると生の白子が出回る。スケトウダラの白子も売られているが、マダラに比べて小さく、値段も安い。一方、卵巣は大きいが、膜の色が黒く、口当たりもスケトウダラの卵巣ほどなめらかではない。このため、マダラは雌より雄の方が高価である。なお、大きさや体形、色彩など外見からは雌雄の区別はできない。
 「すき身だら」は三枚におろした身(フィレ)の皮を剥ぎ、塩蔵して乾燥させたもの。「開きだら」は頭と内臓をとり背開きにして塩蔵、乾燥させたもの。「棒だら」は頭を落とし、背と腹を割って内臓を出し、素干しにしたもの。「姫だら」は15cmぐらいの小型のものの頭と内臓をとり、素干しにしたもので、ふつうスケトウダラが使われる。「ぶわだら(塩たら)」はフィレを10%の食塩水に漬け塩分を含ませたもの。現在では、カナダなどから輸入した冷凍フィレを加工することが多い。




阿部宗明・奥谷喬司・三浦昭雄(監).1987.材料料理大辞典 魚介[U].学研,東京.
中坊徹次(編).2000.日本産魚類検索 全種の同定 第2版.東海大学出版会,東京.
水島敏博・鳥澤 雅.2003.漁業生物図鑑 新 北のさかなたち.北海道新聞社,札幌.








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