42323d(2002年)
カナダ、アメリカのタイセイヨウニシンが含まれている可能性あり
系群によって成長や産卵期などが異なる。北海道オホーツク沿岸では、産卵期は3月下旬から6月中旬で、水深0.5-4mの海藻の茂る場所で行なわれる。雌は海藻に卵を産みつけ、雄がその付近に放精し受精させる。ニシンが多い場合、雄の精子で海面が白く濁ることがあり、これを群来(くき)と呼ぶ。1年で15cm、2年で22cm、3年で26cm、10-12年で35-36cmになる。ほとんどのものは4年で成熟する。成長にともなって日本海や三陸沖まで回遊する。プランクトンや、小型の甲殻類、小魚などを食べる。
塩焼、身欠きニシン、燻製、いずし、マリネ、蒲焼き、三平汁、甘露煮、昆布巻など
 ニシン属の魚にはもう1種、北部北大西洋に分布するタイセイヨウニシン Clupea harengus がいる。ニシンとは脊椎骨数が異なる(ニシン:19-57、タイセイヨウニシン:51-60)が、外見での区別は難しい。冷凍で輸入され、ニシンと同様に利用されている。
 コンブの周囲にニシンの卵が付いた「子持ちコンブ」は、人工的に卵を張り付けたものではなく、ニシンの産卵場所にコンブを放り込み、卵を産みつけさせたものである(ニシンの卵は粘着性)。「人造数の子」は、シシャモなどの卵を機械的に張り合わせ数の子型に整形したものである。そのため内部には、数の子に見られるような繊維状の組織がない。




阿部宗明.2003.新顔の魚 1970-1995 復刻版.まんぼう社,千葉.
水産庁加工流通課.2004.水産貿易統計 平成14年.
東京都中央卸売市場経営管理部業務課.2004.東京都中央卸売市場年報(水産物編). 中坊徹次(編).2000.日本産魚類検索 全種の同定 第二版.東海大学出版会,東京.
農林水産省統計情報部.2004.平成14年魚業・養殖業生産統計年報.
水島敏博・鳥澤 雅(編).2003.漁業生物図 新 北のさかなたち.北海道新聞社,札幌.
Whitehead, P. J. P. 1985. FAO species catalogue. Vol. 7. Clupeoid fihes of the world. FAO Fish. Synop., (125) 7. FAO, Rome.








Copyright(C) 2007 財団法人 水産物市場改善協会.All Rights Reserved.
本サイトはIEで最適化してあります。NS等の他ブラウザでは正常に表示できない場合があります。