サワラ類として集計されているため、サワラだけの輸入量は不明。
沿岸から沖合の海面近くを遊泳する。主にカタクチイワシやイカナゴを食べる。春から夏にかけて産卵のために内湾や沿岸に来遊し、産卵後は沖合へ移動する。産卵期は5-6月。約85万粒の浮遊性の卵を産む。1年で体長57p、2年で68p、3年で78p、7年で103pになる。
刺身、照焼き、干物
サワラ属の魚は世界に18種おり、日本近海にはサワラのほかに次の4種がいる。ウシサワラ(分布:本州中部-東南アジア)、ヨコシマサワラ(インド・西太平洋の温暖海域)、タイワンサワラ(本州中部-ペルシャ湾)、ヒラサワラ(本州中部-インド)。名前や体形のよく似たカマスサワラはカマスサワラ属の魚で、世界の温暖海域に広く分布する。
 日本に輸入される主なサワラ類(サワラ属とカマスサワラ属魚類)には、サワラ(中国、韓国)、ヒラサワラ(中国)、S. queenslandicus (オーストラリア)などがある。2003年のサワラ類の輸入量は中国8498d、韓国2789d、オーストラリア55d、その他131d。
 築地市場では小ぶりのものを「さごし」または「さごち」と呼ぶ。また、ヒラサワラやカマスサワラ(市場では“沖さわら”と呼ばれる)に対してサワラを「本さわら」と呼ぶことがある。
 “からすみ”といえば、現在ではボラの卵巣であるが、1652年ごろ、サワラの卵巣を使った“からすみ”が長崎に伝来し、その後ボラの卵巣を使ったものが考案されたという説がある。




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