統計資料なし
沿岸からやや沖合の表層近くを遊泳する。主に小魚やイカ類を食べる。産卵期は東シナ海で2-3月、五島列島や土佐湾で4-5月、関東沿岸で3-6月、日本海西部で5-7月。61万-150万粒の卵を数回にわたって産む。卵は浮遊性で48時間でふ化する。ふ化した仔魚はやや沖合の表層に分布し、流れ藻につく。1年で30cm、2年で45cm、3年で60cm、4年で70cm、5年で80cmに成長する。2年目以降は、春夏には餌を求めて北上し、秋冬には越冬や産卵のために南下する。
刺身、塩焼、照焼、煮付け、雑煮、蕪鮓(かぶらずし)
出世魚:ブリは出世魚の1つで、成長とともに呼名が変わる。
(関東)わかし(20cm)→いなだ(40cm)→わらさ(60cm)→ぶり
(関西)もじゃこ→わかな→つばす→はまち→めじろ→ぶり
塩鰤(しおぶり):糸魚川-富士川以西の西日本では、正月などの魚としてブリに塩をして保存性を高めた塩鰤が珍重される。岐阜や長野などの山間部では、日本海側から塩鰤が運ばれ「飛騨ぶり」や「糸魚川ぶり」と呼ばれた。
養殖:1960年代以降、研究の進展とともに急速に生産量が増加した。現在、ブリ類(ブリ・ヒラマサ・カンパチ)は養殖魚の生産量の51%を占める。ブリの養殖は西日本で発達したことと、体長約60cm(関西でいう“はまち”)で出荷したため、「はまち」と呼ばれることが多い。
雑種:人工的にブリとヒラマサの雑種が作られている。「ぶりひら」などと呼ばれ、養殖の研究が行なわれている。




井出邦子・井田ゆき子.1996.正月は鮭ですか?鰤ですか?.サライ, 8 (1) : 15-31.
おさかな普及センター資料館.2004.おさかな情報 27 養殖魚.
おさかな普及センター資料館.2005.Q & A シート 042 出世魚.
落合 明・田中 克.1998.新版 魚類学(下)改訂版.恒星社厚生閣,東京.
中坊徹次(編).2000.日本産魚類検索 全種の同定 第2版.東海大学出版会,東京.








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