統計資料なし 統計資料なし
水深200-700mの岩礁や砂底付近遊泳し、魚やイカ類を食べる。産卵期は秋から春で、浮遊性の卵を産む。ふ化した仔魚は表層に分布し、体長10cmまでは浅海の岩礁や藻場で群れをなして過ごす。体長20cmぐらいまでは沿岸の定置網などでも漁獲されるが、その後、成長とともに沖合の深場に移動する。
刺身、焼魚、煮魚、鍋物、味噌汁、フライ、唐揚
ムツ科の魚はムツのほか、ムツ属のクロムツ Scombrops gilberti とアミキリ属のアミキリPomatomus saltatrixが知られている。ムツとクロムツは日本周辺、アミキリは台湾以南のインド・西太平洋-大西洋に分布する。アミキリは輸入されているが、その数量は少ない。
 市場ではアカムツ(ホタルジャコ科)に対してムツを「くろむつ」と呼ぶことが多い。この「くろむつ」と呼ばれる魚にはムツとクロムツの2種が含まれている。この2種は同所的に分布し、形態も酷似するため、ほとんど区別されずに扱われている。区別点は側線有孔鱗数(ムツ:50-55、クロムツ:59-69)のほか、成長したものではムツよりクロムツの方が体色が黒い。
 仙台ではムツを「ろく」と呼ぶ。これは江戸時代、仙台藩の藩主が陸奥守(むつのかみ)であったことから、領民が藩主に敬意をはらい、ムツを六(ろく)と呼んだことに由来する。




加藤憲司・安藤和人(編).2005.東京おさかな図鑑-メダカからクジラまで-.東京  都水産試験場,東京.
篠崎晃雄.1994.おもしろいサカナの雑学事典.新人物往来社,東京.
中坊徹次(編).2000.日本産魚類検索 全種の同定 第2版.東海大学出版会,東京.
山田梅芳ほか.1986.東シナ海・黄海のさかな.水産庁西海区水産研究所,長崎.








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