ニジマスは、英名の rainbow trout を直訳してつけられた和名。日本には明治9年(1876)にアメリカから移植された。現在では熱帯域を除く世界中で養殖や放流が行われているが自然分布はカムチャッカ半島からアラスカ南部、カリフォルニア南部までの北太平洋である。
 少し前の本などをみると学名に Salmo gairdneriが使われているが、最近のものでは Oncorhynchus mykiss となっている。これは近年の研究により、アメリカ太平洋側に分布するニジマス S. gairdneri とカムチャッカ半島のカムチャッカン・トラウト S. mykiss が同種であることがわかり*、また属もタイセイヨウサケ属 Salmoからサケ属 Oncorhynchusに移されたためである。

*国際的な規則により、古い方の学名 mykiss が使用されることになった。




井田 齋・奥山文弥.2000.サケ・マス魚類のわかる本.山と渓谷社,東京.
おさかな普及センター資料館.2002.おさかな情報 17.
長澤和也・鳥澤 雅(編).1991.漁業生物図鑑 北のさかなたち.北日本海洋センター,札幌.
中坊徹次(編).2000.日本産魚類検索?全種の同定?第2版.東海大学出版会,東京.








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