図鑑に出ているアカイカは築地市場の「赤いか」とは別種である。標準和名のアカイカは、ツツイカ目開眼亜目アカイカ科のイカである。体形はスルメイカに似ているが、外套長(胴の長さ)は45cmを越え、色も紫色がかっている。市場・漁業者などは「むらさきいか」、釣り人は「ごうどういか」と呼んでいる。大型で肉厚のため惣菜や加工品(珍味など)に使われる。また、冷凍皮無しのロールイカとしても多く出回っている。
 ケンサキイカ、アカイカ以外にも「赤いか」と呼ばれるイカがいる。ソデイカ科のソデイカで、市場では「たるいか」とも呼ばれる。外套長80cmを越える大型のイカで、主に山陰や沖縄で漁獲される。肉厚で、刺身などにされる。




奥谷喬司.1995.原色世界イカ類図鑑.全国いか加工業協同組合,東京.
窪寺恒己.2000.頭足綱.p.1048-1089.奥谷喬司(編).日本近海産貝類図鑑.東海大学出版会,東京.
土屋光太郎.2002.イカ・タコウォッチング.TBSブリタニカ,東京.
夏苅 豊.1995.10本足の姉妹-ブドウイカとケンサキイカの実体の解明.p. 31
  -37.奥谷喬司(編著).イカの春秋.成山堂書店,東京.
山田梅芳.1986.ケンサキイカ ブドウイカ.p. 468-469.山田梅芳ほか(編).
  東シナ海・黄海のさかな.水産庁西海区水産研究所,長崎.








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