「あかうお」とは何か。
(1)「あかうお」は、いくつかの輸入メヌケ類(フサカサゴ科メバル属のうち、体が赤い種類)の流通上の名称。現在、「あかうお」と呼ばれているものは、アラスカメヌケ(北部北太平洋産)、モトアカウオおよびチヒロアカウオ(北部北大西洋産)の3種である。

(2)ハゼ科の1種の標準和名(和名)


(1)アラスカメヌケ Sebastes alutus
最も早くから「あかうお」として流通した魚。阿部(1970)は「新顔の魚」で本種の和名を「アカウオ」としたが、既に本種に対しては上野(1965)や岡田・小林(1968)などによりアラスカメヌケという和名が使用されていた。
 宮城県以北、ベーリング海からカリフォルニア南部に分布。水深55-640mに生息し、体長は40cmぐらいになる。ベーリング海・アリューシャン列島周辺・アラスカ湾で漁獲 されたものが、アメリカなどから冷凍のドレスで輸入されている。煮付け、塩焼き、唐揚げ、粕漬け、干物など。








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