春に定置網や刺網で漁獲される。北欧では食用とされ、生鮮、塩蔵または燻製で出荷される。アメリカではペットフードにのみ利用される。卵は塩漬けにされ、キャビアの代用品として販売される。卵は本来、緑、褐、橙、赤色など個体によって様々なので、黒く着色される。
 ランプフィッシュは英名のLumpfishからである。Lump - sucker ( sucker は吸盤を持つ魚 )とも呼ばれる。和名にはヨコヅナダンゴウオ(阿部,1977)とセッパリダンゴウオ(金山, 1994)がある。市場ではふつうランプフィッシュと呼ばれる。
 日本国内でキャビア(チョウザメの卵の塩漬)の代用として販売されているもののほとんどはランプフィッシュの卵である。2000年に日本に輸入されたキャビアとその代用品は796dであった。そのうち70%以上がランプフィッシュの卵と思われる。主生産国はデンマークである。なお価格はキャビアが1kgあたり4万-6万円であるのに対し、ランプフィッシュの卵は240円とたいへん安価である。




阿部宗明.1977.ヨーロッパの魚.妹尾泰然・野田健一(編).新独和辞典.大学書林,  東京.
おさかな普及センター資料館.1999.おさかな情報 No.8.
金山 勉.1994.セッパリダンゴウオ.p. 174. 岡村 収ほか(編).グリーンランド海域の水族.海洋水産資源開発センター,東京.
水産庁加工流通課.2000.水産貿易統計 平成12年.
Leim, A. H. and W. B. Scott. 1966. Fishes of the Atlantic coast of Canada. Fisheries Reseach Boad of Canada Bull. No. 155.
Muus, B. J. and J. G. Nielsen. 1999. Sea fishes. Scandinavian Fishing Year Book, Hedehusene.
Sternin, V. and I. Dore. 1993. Cavier - the resource book. Cultura, Moscow.








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