“しろがれい”と呼ばれる可能性のあるカレイ
ウマガレイ Hippoglossoides elassodon
 オホーツク海からベーリング海、北米カリフォルニア沖まで分布。水深50?150mに生息し、体長約50cmになる。ベーリング海やアラスカ沖で底曳網により漁獲されたものがアメリカなどから冷凍品として輸入されている。煮付け、唐揚げなど。

シュムシュガレイ Pleuronectes bilineatus
 若狭湾、日本海北部、朝鮮半島、オホーツク海から北米太平洋沿岸に分布。水深300m以浅に生息し、体長約60cmになる。アサバガレイ(福井県・宮城県からオホーツク海南部、朝鮮半島の水深50?100mの砂泥底に生息、体長40cm)に似るが、体がやや細い。ベーリング海やアラスカ沖で底曳網により漁獲されたものがアメリカなどから冷凍品として輸入され、“子持ちガレイ”(卵巣の状態が見えるように切身にされている)、“あさばがれい”などとして販売されている。煮付け。産卵期のものは美味。

グリーンランドアカガレイ Hippoglossoides platessoides
 日本のアカガレイ・ドロガレイ・ウマガレイの近縁種で、アイルランド以北の北大西洋に分布。水深10?400mに生息し、体長約50cmになる。近年、ヨーロッパから冷凍品として輸入され、“しろがれい”として販売されている。阿部博士が、独和辞典(1977)で「ニシアカガレイ」としたのは本種である。煮付け、唐揚げなど。


阿部宗明.1970.しゅむしゅがれい.p. 7.新顔の魚 V.伊藤魚学研究振興財団,東京.
阿部宗明(編).1977.付録V ヨーロッパの魚.妹尾泰然・野田健一(編).新独和辞典.大学書林,東京.
尼岡邦夫.1995.グリーンランドアカガレイ.p. 162.岡村 収ほか(編).グリーンラ  ンド海域の水族 深海丸により採集された魚類・頭足類・甲殻類.海洋水産資源開  発センター,東京.
岡田 雋・小林喜雄.1968.北洋魚類図説.社団法人北洋鮭鱒資源調査研究会・日本水  産資源保護協会,東京.
坂本一男.1984.アカガレイ、ウマガレイ、ドロガレイ.p. 336.益田 一ほか(編).  日本産魚類大図鑑.東海大学出版会,東京.
輸入食品辞典研究会(編).1998.改訂版 品目別輸入食品辞典.サイエンスフォーラム,東京.








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