「白ばい」はエゾバイ科エゾバイ属 の一部の貝で、エッチュウバイ、オオ エッチュウバイ、アニワバイ、ツバイ などが含まれる。本州以北のやや深い 寒冷な海域にすむ。殻は薄く細かな溝 がある。模様はなく、薄い褐色の皮を 被っている。顕著な特徴がなく種を識 別することが難しいため、「白ばい」 と呼ばれる。刺身、煮貝、焼貝などに される。
“つぶ”は口のつぼんだものという意味であったらしい。今日では主にエゾバイ科エゾボラ属の貝の総称および一部のエゾバイ属の貝の呼び名として使われている。「まつぶ」、「あおつぶ」、「あかつぶ」などいろいろな呼び名がある。エゾボラ属の貝にはエゾボラ、ヒメエゾボラ、エゾボラモドキ、アツエゾボラ、チヂミエゾボラなどがある。主に本州以北の寒冷な海域にすむ。殻は厚く、バイ類に比べ角ばった感じがする。殻の色は白、茶色、こげ茶など様々。エゾボラ属のほかにエゾバイ属のエゾバイは“いそつぶ”、ヒモマキバイやシライトマキバイなど、殻が細長く表面に多くの溝があるものは“とうだいつぶ”と呼ばれている。最近、北海道から入荷したエゾバイ属のオサガワバイは「ばいつぶ」という呼び名が付けられていた。


青木淳一・奥谷喬司・松浦啓一(編著).2002.虫の名、貝の名、魚の名.東海大学出版  会,東京.
アボット, R. T.・S. P. ダンス.1985.世界海産貝類大図鑑.平凡社,東京.
奥谷喬司(編著).2000.日本近海産貝類図鑑.東海大学出版会,東京.








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