魚によっては周年店頭に並び旬がわからない/本によって旬が違うことがある
魚の旬は、一般に産卵期前といわれている。多くの魚は産卵前に活発に餌をとり、脂肪が貯えられ、同時にアミノ酸などの呈味成分も増加する。産卵後は急速に味が落ちる。しかし、日本列島は南北に長く、魚の産卵期にもかなり幅があることがある。美味しさの基準も個人のほか、地域、時代、文化、歴史などによって異なるので、旬を決めるのはたいへん難しい。


ここでは、主に築地市場での魚の旬を示した。( ) 内は産卵期。

   
  アイナメ (秋-初冬) シロウオ (3-6)
  イカナゴ (12-5) チカ (3-5)
  ウスメバル (3-6) ニシン (3-6)
  ウミタナゴ (4-5) ネズミゴチ (4-6)
  カサゴ (11-4) ハマトビウオ (12-1)
  カツオ (6-8) ババガレイ (3-4)
  サクラマス (8-10) マダイ (3-6)
  サヨリ (4-6) マトウダイ (1-6)
  サワラ (5-6) マナガツオ (5-8)
  シラウオ (2-5) メイタガレイ (晩秋-初冬)
     
   
  アオダイ (不明) スズキ (10-3)
  アユ (9-11) タカベ (秋)
  イサキ (6-8) タチウオ (5-11)
  イシダイ (4-7) ドジョウ (5-6)
  イワナ (9-11) ハマダイ (不明)
  ウルメイワシ (1-5) ハモ (4-9)
  クロウシノシタ (5-8) ヒメダイ (不明)
  ウナギ (5-6) ヒラマサ (4-5)
  オニオコゼ (6-7) マアジ (2-7)
  カンパチ (3-8) マアナゴ (4-6)
  キハダ (4-8) マコガレイ (11-4)
  ゴマサバ (12-6) マゴチ (4-7)
  シイラ (5-10) マハタ (5)
  シマアジ (11-2) メカジキ (2-8)
  シロギス (6-8) ヤマメ (8-10)








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