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サケ科 |
サバ科 |
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トビウオ科 |
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メルルーサ科 |
メカジキ科 |
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スズキ科 |
ヒラメ科 |
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シイラ科 |
カレイ科 |
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クロタチカマス科 |
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ミズダコからもジェリーミートが報告された。
(2) 生理作用によると考えられるジェリーミート
産卵後のサケは筋肉が非常に軟化し、ときに流動状になるものもある。また、グリーンランドアカガレイも産卵後に筋肉が軟らかく、崩れやすくなる。この場合は産卵行動により筋肉中のタンパク質が極度に消耗したためと考えられている。
(3) 原因不明のジェリーミート
「サシ」と呼ばれるものは、メバチやカツオの筋肉中に不定形の空胞ができ、中に液がたまる。「フクロ」と呼ばれるものは、ヒラメなどで骨と皮を残し筋肉全体が液化する。これらの筋肉からは粘液胞子虫は発見されず、原因はわかっていない。
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小長谷史郎.1984.魚類,とくにキハダマグロのジェリーミートに関する研究.東海区
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