食用の海藻には何があるか
海藻は体の色によって緑藻、褐藻、紅藻に分けられている。陸上の植物とは違い、花や種子を作らず、主に遊走細胞と呼ばれる泳ぎ回る胞子で増繁殖する。日本では古来から利用されていて、日本最古の歴史書「古事記」(奈良時代)にも海藻の名前がみられる。世界各地でもサラダ、スープ、惣菜、塩漬、缶詰、飲料、パンなどにして食べられている。


主な食用藻類
 種類の後に、(流通名など)、大きさ、産地、天然と養殖、利 用法、その他を列記した。

緑藻
ヒトエグサ
 3-10p、日本各地、天然・養殖、佃煮

アナアオサ(あおさ)
 5-15p、日本各地、天然、ふりかけ

アオノリ類(青のり)
 10-30p、日本各地、養殖・天然、ふりかけ、スジアオノリ、ウスバアオノリ、ヒラアオノリなどが含まれる。

クビレヅタ(うみぶどう)
 5-15p、沖縄、養殖、サラダ

褐藻
マツモ
 20-40p、三陸、天然・養殖、乾燥品・吸物

モヅク類(もづく)
 20-50p、沖縄(オキナワモヅク)・新潟(イシモヅク)、日本 海各地(モヅク)など、酢の物・佃煮

ハバノリ(はば)
 5-15p、千葉・神奈川、天然、乾燥品

コンブ類(昆布)
 3-12m、北海道・東北、養殖・天然、乾燥品・佃煮・とろ ろ昆布・昆布茶、マコンブ、ナガコンブ、ミツイシコンブ、 リシリコンブ、オニコンブ、トロロコンブなどが含まれる。








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