主な食用のフジツボ類
ミネフジツボ
 東北地方以北の北日本に分布する。やや深い海底の貝殻などに付着する。高さ8pぐらいになる。青森県では養殖もされ ている。塩茹でにする。
クロフジツボ
 関東地方以南の南日本に分布する。外海に面した波当たりの強い岩に付着する。高さ4pぐらいになる。伊豆半島では、 磯で捕れる貝やカニなどといっしょに味噌汁に入れられる。
アカフジツボ
 青森県から沖縄県八重山諸島まで分布する。外海に面した岩礁や海面に浮いているブイや漁網などに付着する。高さ4p ぐらいになる。塩茹でにする。
カメノテ
 北海道南西部からマレー半島まで分布する。波打ち際の岩や防波堤の割れ目などに付着する。高さ5pぐらいになる。塩 茹でにして、柄の部分の筋肉を食べる。
輸入のフジツボ類
 フジツボ類は、スペインやフランス、南米などでも食用にされている。築地市場にはチリの大型のフジツボの一種(高さ 10pを越える)、フィリピンのオオアカフジツボ、ペルーの カメノテの一種など、外国産のフジツボ類が入荷することがある。


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